スナフちゃんブログ

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【優越感なんか捨てちまえ】オタクとライトユーザーが良い関係性を築く方法を考えてみた

 

 こんにちわスナフです

 

突然ですが、皆さんは他人に胸を張って「自分はこれが好きだ」

と言えるようなものはありますか? 

 

ちなみに僕の場合はサッカーを始めとするスポーツ全般を観戦すること、音楽、映画、漫画、読書などがそれに当たります

 

 話は変わりますが以前こんなことがありました

ある飲み会にて、知り合いのAさんと僕の大好きなサッカーの話になった時のことでした

 

 

A:スナフくんてサッカー好きなの

僕:はい、大好きですよ

A:へぇ〜、俺も好きなんだよね。ユーロは観てる?

僕:いやぁ〜、時間帯も合いませんし中々観れませんね

A:えぇ〜ダメだよサッカー好き名乗るならユーロは抑えとかないとw

僕:は、はぁ…そうですよねw

A:海外だとどこ(のチーム)好きなの?

僕:今は特に好きなチームなくて、日本人が所属してるチームの試合を時々観るくらいですね

A:ふぅ〜ん、じゃあブンデスとがセリエとか?リーガは観ないの?

僕:そうですね、レアル・バルサの試合は時々観ますけど、それ以外は中々見る時間ないですね

A:へぇ、そしたら割とミーハーなんだね

僕:ミ、ミーハーですか?

A:うん、大好きってよりは「そこそこのサッカー好き」だよねスナフくんは

僕:…………(無言でビールを飲む)

A:だって今一番面白いのは誰がどう見たってリーガっしょ?wリーガ抑えてないのはサッカー好きとしてマズイくない?wwwwww

僕:Aさんの言う通りですね、あっちょっとトイレ行ってきます(ニコリ) 

 

 

 

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

殺す!あいつ絶対いつか殺す!

 

 

失礼、だいぶ取り乱しました

内容はかなり端折らせていただきましたが、このAさんとの数分間の会話で「ミーハーな僕」と「サッカーオタクのAさん」という図式が成り立ってしまったわけでして、その後僕はサッカーについての会話には一言も参加しませんでした

おかげで当日の飲みは全く楽しめず、開始から1時間ほどで適当な理由をつけて帰宅し、夜通しジョジョ第四部を観ていました

 

 

ちなみにこの話、サッカーを別のものに変えてみると皆さんの中にも同様の経験をされたことがある方がいるのではないでしょうか

 

 

さて、帰宅したあと僕は「なんであんなことになったのか?」ということについて考えてみました

具体的には、「Aさんはなぜあんな物言いをしたのか」「話してる時のAさんはどのような気持ちだったのか」などです

 

これらを分析してみたところ、古くからよく見られる「オタクとライトユーザーの諍い」や「優越感やプライドがもたらすメリット・デメリット」といったものが何となく見えてきたので、まとめてみようと思いPCを立ち上げた次第でございます

 

 

というわけで、前置きが長くなりましたが本日のお題はこちら

 

【優越感なんか捨てちまえ】

オタクとライトユーザーが良い関係性を築く方法を考えてみた

※ここで言う「オタク」とは、2次元コンテンツを好む人ではなく「何らかのマニアックな知識を持つ人」を指しますので、予めご了承ください

 

 

それでは、 早速始めていきたいと思います

今日のお品書きはこちら↓  

 

 

  1. 曖昧な「好き」を許容出来ない人々
  2. 自分の「好き」を他人と比べるな
  3. 「否定」ではなく「共有」しよう
  4. ライトユーザーが気をつけるべき事
  5. まとめ

 

 

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1.曖昧な「好き」を許容出来ない人々 

 

 再度お尋ねしますが、皆さんには他人に「自分はこれが好きだ」と胸を張って言えるものはありますでしょうか?

  大抵の人は「ある」と答えるかと思います

 

それでは次にその好きなものを、「好き度」でランク付けしてみてください

ランクに関しては仮にですが

 

  • 死ぬほど好き(無いと死ぬレベル)
  • めちゃくちゃ好き (生活に欠かせない)
  • 大好き(大好き)
  • まぁまぁ好き(一般的なファン)

 

の4つとさせていただきましょうか

例えば、上で挙げた僕の好きなものを「好き度」でランク付けすると

 

・サッカー観戦→めちゃくちゃ好き

・その他スポーツ観戦→大好き

・音楽を聴く→まぁまぁ好き

・映画を観る→まぁまぁ好き

・漫画を読む→めちゃくちゃ好き

・読書をする→大好き

 

こんな感じになります

「好き」にも色々と種類があるわけですね

さて、このランク付けに何の意味があるのかと言いますと、もし「自分の好きなものに「死ぬほど好き」というランク付けをした人は要注意だぜ」ということです

 

先ほど僕とサッカーオタクのAさんのエピソードを語らせていただきましたが、恐らくAさんはサッカーにおいては僕の好き度を上回る「死ぬほど好き」なランクの方だったのだと思います

僕よりランクが上であり、また僕よりも遥かに「サッカーを観ている」という自負から、僕のことを「ミーハー」と評したわけです

 

ここからはあくまで想像ですが僕のことをミーハーと呼んだ時のAさんの心の中には二つの感情が渦巻いていたと思われます

何かと言いますと、1つは「プライド」もう1つは「優越感」です

詳しく説明していきましょう

※サッカーにピンと来ない方は自分の好きなものに入れ替えてみるとよりわかりやすいと思います

 

 

まず「プライド」ですが、今回の場合のAさんのプライドとは「サッカーを好きだという気持ち」になります

先ほども言った通りAさんはサッカーが「死ぬほど好き」なわけですが、この「死ぬほど好きな」人達の多くが陥りがちな問題が、「好き」の基準を自分に設定していることです

Aさん自身を基準にして考えると「サッカー好き」という人種は「自分と同じかもしくはそれ以上」のレベルでサッカーを愛している人間のことを指すわけで、それ以下の「好き」は「サッカー好き」としては認識されないわけですね

つまりAさんは、僕の「サッカーが好きだという気持ち」が自分以下だったために一種の怒りのようなものを覚え、僕という人間の中途半端な「好き」を許容出来なかったために「ミーハー」という評価をするに至ったというわけです

 

次に「優越感」ですが、これは字面通りの意味です

相手よりも自分の中で優れていると感じている部分があり、それを誇示するために相手を下に評価したわけです

言い換えれば一種のマウンティングと言えるでしょう

 

さて、この二つ感情がどういう効果をもたらしたかと言いますと、上に書いた通りです

僕は気分を害して飲み会を楽しめず途中で帰宅して、Aさんはプライドを持って僕を貶め、束の間の優越感に浸ったわけですね

 

このように「好き」という感情が行き過ぎた結果、「好き」の度合いが人によって違うことや、相手の中途半端な「好き」を許容出来ずに、傷つけたり貶めてしまうということが、現代社会の様々な場面で見られます

 

 

2. 自分の「好き」を他人と比べるな

 

1ではAさんというサッカーオタクを事例に、オタクからの視点について語らせていただきましたが、今度は逆にミーハー側からの視点についても少し考えてみたいと思います

ちなみに僕は「ミーハー」というコトバがあまり好きではありませんので、ちょっと意味が違いますがこの後からは「ライトユーザー」というコトバを使用していきます

 

まずライトユーザーのざっくりとした定義ですが、今回の場合は1で使用した「好き度」で言うと、「まぁまぁ好き」くらいの方々がライトユーザーだとお考えいただければ問題無いかと思います

 

具体的に考えていくために、ここではあるアーティストBのことを「まぁまぁ好きな」Cさんと熱狂的なファンのDさんという二人の架空の人物を例に考えていきます

 

さて、Cさんの特徴は以下の通りです

 

  • Bのファンでよく聴いている
  • シングルは買わないがアルバムは買う
  • ライブには年1〜2回くらい行ければ満足
  • ファンクラブなどには入っていない

 

次にDさんの特徴は以下の通りです

 

  • Bのデビュー当時からの熱狂的ファンで生活がBを中心に回っている
  • CDはシングルもアルバムももちろん買うし、特典付きのCDなら全種類買うし何ならDVDも買う
  • ライブには当然全国各地に遠征し全公演参加する
  • ファンクラブには当然入っている
  • 上記が出来ない奴らはファンではないと思っている

 

DさんはBが好き過ぎて、恐らく生活に支障が出てしまっているレベルですね

 

ここで皆さんに質問ですが、二人を端から見た時に「どちらがBのファン」と言えるでしょうか? 

 

正解は「どっちもファン」です

当然のことですよね

もしここで、「いやいやCなんてファンじゃない、Dさんこそ真のファンでしょ!」なんてことを考えたあなたは、もしかしたら「厄介なオタク」かもしれませんのでご注意ください

  

さて、CさんもD さんも、共にBというアーティストが好きなことに変わりはありません

しかしながら、熱狂的なファンのDさんは、CDも大して買わない、ライブにもそんなに来ないCさんのことを「お前はBのファンじゃない」や「私はデビューした頃から応援してるのに後から入ってきて偉そうな顔するな」などと言って貶めます

1で述べたプライドと優越感から、ライトユーザーを批判する行為に走るわけですね

 

これにより何が起こるかと言いますと、大体の場合以下のような流れになります

 

①Dさんがプライドや優越感からCを批判する

②ライトユーザーのCさんはDさんをウザがり諍いが起こるか、場合によってはそのファンをやめる

③アーティストにとってはファンを1人失い、Dさんは同じアーティストを好きな理解者を失う

 

  

この①〜③の流れは、業界やコンテンツを問わず、日常的に行われているかと思います

また、①〜③を繰り返すだけならまだ良いのですが、「あのアーティストのファンはライトユーザーを許さない」という噂でも立った日にはもう目も当てられない状態ですね 

また、もし応援しているアーティストが「一人でも多くの人に曲を届けたい」なんてステキな考えの持ち主だとしたら、オタク達のやっている「ライトユーザーを批判する」という行為は入り口を狭める行為なわけですから、アーティストの応援どころか、足を引っ張る行為でしかないわけですね

 

このように、オタクが自らのプライドや優越感のためにライトユーザーを批判することで、ライトユーザーは離れていき「ファン全体の居心地を悪くする」「応援している対象に迷惑がかかる」というような負の連鎖が起こるわけです

 

もちろん、「私はアーティストのためを思ってやってるんだ」という方も中にはいるかもしれませんが、多くの場合は上で挙げたような「自分のプライドや優越感を守るための行為」でしかない場合がほとんどで、それは最早「オタクのエゴ」でしかないのです

 

では、上記のような状況に陥ることを防ぐためにはどうすれば良いのか?

それは「好きを比べない」 ということに尽きると思います

 

 

好きという気持ちは本来、「好きな対象」と「自分」の間にしか存在しない感情です

そのため「好き」という感情は「好きな対象」に対してのみ向けられるべきもののはずなのです

 

ところが、人によってはその「好き」という気持ちを他人に向けて「私の方が好きなんだ」「あなたのは好きとは言えない」と他者の批判に走ってしまうことがあります

迷惑この上ないことですね

 

思うに、自分の「好き」を他人に向けて比べてしまう方々というのは、自分の「好き」に自信がないのではないでしょうか

「自分の好きに自信がない=自分の価値観に自信がない」ので、他人と比べて自分の立ち位置を把握する、もしくは優れている部分を見つけることで安心しているのだと僕は考えます

 

というわけで、自分が「死ぬほど好きな」ものをお持ちの皆さんは是非ともその「好きな気持ち」に自信を持ってください

方法はなんでもいいです

「俺/私はこれが大好きなんだ」と自分に100回語りかけるとかでもいいですし、好きなコンテンツを72時間ぶっ倒れるまで見聞きし続けるなんてのでも構いません

周りの声なんか気にせずに、自分と好きな対象と二人だけの世界にどっぷり浸るのです

その頃にはきっと「ライトユーザーを貶めてやろう」なんてくだらない感情は無くなっているはずです

 

そして、自信を持ったからには、周りには目もくれないくらい全力で「好きな対象」を応援してあげてください

 

それが自分にとっても、周りにとっても、そして何より応援する対象であるアーティストやコンテンツにとって一番であり、最上の愛の示し方だと僕は考えます

 

 

 

3.批判するより共有しよう 

1と2では「オタクとライトユーザーの間で起こる諍い」と「プライドや優越感がもたらすデメリット」、それから「改善するための方法」というようなお話をさせていただきました

ここではそこから少し進んで、「好きなもの」をより楽しむための方法についてお話し出来たらとおもいます

 

先ほど2で僕は、「自分の好きな気持ちに自信を持って周りに目もくれないくらいアーティストやコンテンツを応援する」ことが重要だとお話ししました

とはいえ一人でストイックに応援し続けるのはキツイものですし、お友達が欲しくなりますよね

 

僕はお友達が少ない寂しいおっさんですので、残念ながら「これをやったら確実に友達ができる」という方法はお教えできないのですが、少なくとも「これをやったら少しは毎日が楽しくなるのでは」ということを以下にまとめてみました

 

1.情報を共有する

同じアーティストやコンテンツを好きなもの同士、色々な情報を交換・共有しましょう

ここで大事なのは「知っていること」「知らないこと」を自慢したり恥じたりしないことです

誰でも最初はひな鳥のように0からのスタートなわけですから、オタクの皆さんはライトユーザーが相手であれば「コンテンツをより好きになってもらう」という親鳥のような気持ちで接しましょう

そして、ライトユーザーが立派なオタクになった時には対等な友人として共にコンテンツを楽しめば、今まで以上にそのコンテンツが尊いものになることでしょう

 

2.体験を共有する

これはもうそのままですが、同じコンテンツを好きな人と一緒に、そのコンテンツを体験してみてください

好きな作品であれば一緒に観に行く

好きなアーティストであれば一緒にライブに行って飛び跳ねる

ただそれだけです

時々、「自分は一人で楽しむのが好き」という方もおります(僕のことです)が、体験や感動を共有することで、今まで気づかなかったことに気付けたりしますので是非一度お試しください

 

3.相手の考えを尊重する

同じコンテンツを好きなもの同士、考えの相違が起こることがあります

この時に「それは違う」と声を荒げるのではなく「なるほどそういう考えもあるのね」と受け止めることの出来る柔軟さを持ってください

もちろんお互いに譲れないラインなどがあるのは重々承知ですが、そこでぶつかり合ってもお互いに傷つけあってしまうだけです

どうしても納得がいかない場合は「なるほどあなたの意見は分かりました。でも私はこう思う」とあくまで冷静に考えを伝えましょう

せっかく同じものを好きな者同士なのですから、じっくり話し合ってみてはいかがでしょうか

大事なのは相手の意見を尊重し、理解しようとする気持ちだと思います

 

 

以上がコンテンツを楽しむ心得になります

考え方は人それぞれかと思いますが、同じコンテンツ好きの友達を欲しがる皆様の参考になれば幸いです

 

 

 

4.ライトユーザーが気をつけるべきこと

ここまで、どちらかというとオタク寄りの視点で話を進めて来ましたが、当然のことながらライトユーザー側にも気をつけるべきこと、心がけるべきことはあります

ここでは、ライトユーザーであれば最低限これだけは気をつけておくと良いと思うポイントをまとめさせていただきました

 

1.マナーを守る

上では分かりやすい例として「オタクが一方的にライトユーザーを嫌う」という図式で書きましたが、実はオタク達がライトユーザーを嫌う理由で多いのが「マナーやルールを守らない人が多い」ことだったりします

業界やコンテンツにより違いはあるかと思いますが、最低限のマナーやルールというのはどこにでも存在します

中には「知らなかった」では済まされない場合もあるので、事前に調べておくなり気をつけるよう心がけることをお勧めします

 

2.知らないことは調べる

「マナーを守る」の項でも少し書きましたが、知らないことや分からないこと、気になることはまずは自分で調べる癖をつけましょう

もちろんライトユーザーなので、知識が浅いのは周りも承知しているでしょうし、ある程度のことならオタクの方達が教えてくれるかもしれません

しかしながら、それに胡座をかいて無知をひけらかすのは話が別です

好きなものの事であれば、ある程度の知識を身につける姿勢が大事だと思います

 

3.安易な発言をしない

 時々、その業界やコンテンツのことを深く知っているわけではないのに、安易な発言をしている方を見かけます

安易な発言とは、アーティストやコンテンツへの批判や、勝手な持論を展開する事ですね

もちろん批判や持論を展開する自体は自由ですし、それ自体が悪い事なのではありません

ただ、よく調べもせず的外れな批判や持論持ち出されると、良心的なファンや熱心なファンからすれば、気分の良いものではありませんよね

こういった、相手を傷つける可能性があるような発言をする際には、思慮深い行動を心がけたいものです




以上が、僕が考える「ライトユーザーが最低限心がけるべきこと」になります
僕自身、自分も出来ていない部分があると感じましたので、人の振り見てなんとやらではありませんが、気をつけていきたいと思います

 

 

5.まとめ

というわけでいかがでしたでしょうか

これまでにお話ししたことをザッとまとめるとこんな感じです

 

  • 「好き」という感情は人によって差がある
  • 「好き」の大きさを比べてはいけない
  • 「好き」は共有出来ればより楽しいものになる
  • 「好き」を共有する際にはマナーを守ることが大事

 

以上です

ここまでお読みいただきありがとうございました!

 

今回のようなオタクとミーハー・にわか・ライトユーザーといった方達との関係性については、以前から一度まとめられたらと思っていましたので、今回まとめるきっかけをくれたAさんには感謝したいと思います

 

絶対に2度と飲みには行きませんが

 

この記事を読んだ方が少しでも、相手のことを理解し、思いやり、みんなでコンテンツを楽しめることを祈っています

 

それではまた

 

 書いた人:snuf

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