スナフちゃんブログ

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【他人の失敗を見るのが苦手?】「共感性羞恥」が話題になっていたので調べたらめちゃくちゃ自分のことだった話

こんにちわスナフです

 

皆さんは「共感性羞恥」というコトバをご存知でしょうか

何日か前に「マツコ&有吉の怒り新党」という番組で取り上げられて話題になったそうなのですが、どういうものかざっくり説明すると

 

他人が失敗するシーンや恥をかくシーンを見ると、あたかも「自分に起こったこと」のように感じてしまう現象

 

というものだそうです

 

実は僕、テレビ番組なんかで「他人の失敗や恥をかくシーン」を見るのがめちゃくちゃ苦手で、始めてこの「共感性羞恥」を知った時には「わかるわかるわかるわかるめっちゃわかるわかるわかるわかりすぎていっそ死ぬ」と、首がもげそうになるくらいうなづき、「わかる」を連呼してしまいました

 

そこで今回は、共感性羞恥がどういうものなのか調べてまとめてみようと思いますので、興味のある方はお付き合いいただけますと幸いです

 

本日のメニューはこちら

  1. 共感性羞恥ってどういうもの?
  2. 共感性羞恥はどういう時に感じるの?
  3. 共感性羞恥は病気?改善できるの?
  4. 終わりに

 

となっております

それでは早速始めていきましょう

 

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1.共感性羞恥ってどんなもの?

さて、改めて「共感性羞恥」について調べてみたのですが、実は「共感性羞恥」という言葉は、正式な症状名としてはあまり認知されていないようでした

というのも、「共感性羞恥」で検索しても出てくるのは一般人のブログやまとめサイト、またはニュースサイトが上記の「マツコ&有吉の怒り新党」で話題になったことを受けて取り上げた記事ばかりだったんです

ネット上の学術記事なども見てみましたが、一部研究者の論文で「共感性羞恥」という言葉を見つけられたものの、恐らく一般的に使われている言葉ではないようでした

 

一応、後から番組放送時の動画を見つけたので確認したところ、臨床心理士内田智章 さんという方が、内容について監修をされたということでしたので、一般に知られていないだけで専門家の間では常識なのかも知れませんね

 

動画はこちらからご確認ください ※リンク切れする場合があります 

  

臨床心理士 内田智章さんの所属している「神戸臨床心理オフィス」のサイト↓

kokoro-kobe.com

 

というわけで改めて「共感性羞恥」がどういうものなのかについてですが、

 

ドラマの恥ずかしいシーンや、他人のミスを目の当たりにした時に、自分が恥ずかしい思いをした時と脳の同じ部分が働きあたかも自分の失敗のように感じる」現象のこと

 

 ということです

「脳の同じ部分が働き」というのがどういうことなのかイマイチ分かりませんが、先天的に「脳の同じ部分が働きやすい人」がいるのかな?

それと、「どういう人が経験しやすいのか」という部分については番組上では語られていなかったのですが、恐らく「必要以上に他人に感情移入しやすい人」が割と経験しやすいのかなという印象を受けました。

 

また、番組で男女500人にアンケートを取ったところ、この共感性羞恥を経験したことのある人はたったの「10.4%」と、割合にして10人に1人しか居ないとのことで、割と稀有な症状だというのがわかりますね

番組でマツコさんが「私もっといるかと思ってた!」と言っている通り、僕も「半分くらい、少なくとも2〜3割はいるんじゃないか」と思っていたのであまりの少なさに驚きました。。。

 

 

というわけで「共感性羞恥」がどういうものかお分りいただけたでしょうか?

次は具体的に、「どういう時に共感性羞恥を感じるのか」というところに焦点を当ててお話ししたいと思います

 

 

2.共感性羞恥はどんな時に感じるの?

さて、共感性羞恥がどういうものかなんとなく分かったところで、今度は「どんな時に共感性羞恥を感じるのか」という部分についてお話ししていきたいと思います

怒り新党を含め、ネット上で「こういう時に感じる」という意見が多かったものを、以下にまとめてみましたのでご覧ください

 

怒り新党で挙がっていたもの
  • 学園ドラマでの「授業中の居眠り」(他人が恥をかく)
  • ドラマ「裸の大将」の主人公の失敗(他人の失敗)
  • 時代劇で悪代官が悪さを企む(失敗が想像できる)
  • ドキュメンタリー番組(辛いシーンに共感してしまう)
  • ドッキリ番組(他人が恥をかく)
ネット上で挙がっていたものの一例
  • 出川哲朗が拙すぎる英語で外国人に話しかけるシーン(他人が恥をかく)
  • 芸人がめちゃくちゃスベる、もしくはスベりそうなシーン(他人が恥をかく)
  • 間違った知識を自慢げに披露する人を見た時(他人が恥をかく)
  • 居酒屋で全然盛り上がっていない男女の席を見た時(他人の失敗)
  • ドラえもんのび太が失敗する、もしくはしそうなシーン(他人の失敗)
  • 漫画やドラマで登場人物のついた嘘がバレるシーン(他人の失敗)
 

ざっくりとですがこんな感じでした

個人的にはこの中ですと「出川さんが英語で話すシーン」と「芸人がめちゃくちゃスベる」シーンに恥ずかしさを覚えてしまいますね

なんか人が恥をかいているところを、他人が笑い者にしているようなシーンがいたたまれなくなってしまってダメなのです///

 

また、いろんな意見を見ていて気付いたのですが、共感性羞恥にも大きく分けて二つのタイプがあるのかなと思いました

 

  1. 現実に他人が失敗したり恥をかいたりするシーンを見るのがダメな「リアルタイプ」
  2. ①に合わせて、物語(漫画やドラマなど)の中でも、登場人物が失敗したり恥をかくのもダメな「ストーリータイプ」

 

試しに、上記以外で僕が「共感性羞恥」を感じる場面をあげてみましたのでご覧ください

 

個人的に共感性羞恥を感じる場面
  • 飲み会で一人だけ会話に加われない人を見た時(現実)
  • 子供の前で怒られている・罵られている親を見た時(現実)
  • バラエティ番組で素人さんが番組スタッフに執拗に弄られているシーン(現実)
  • 本人が嫌がっているのにその人を馬鹿にして笑いを取っている人を見た時(現実)

 

はい、見事なまでに「リアルタイプ」ですね

現実で「いたたまれない」とか「あれは恥ずかしい」というシーンに遭遇すると、恥をかいている人の気持ちを想像して、見てられなくなってしまうことが多いです

反対に、「ストーリータイプ」のようにドラマやアニメ・漫画など「人が作ったストーリーに則っている」ものや、「あくまで登場人物が恥をかくだけであって現実には恥をかく人がいない」ものには共感性羞恥を感じることはありませんでした

 

ここら辺の個人差がなぜ起こるのか、どのようにして出るのかはイマイチ分かりませんが、物語に没頭しやすい人や、登場人物やキャラクターに感情移入しやすい方は「ストーリータイプ」の人が多そうですね

 

 

3.共感性羞恥は病気?改善できるの?

さて、「2」までを踏まえて最後に「共感性羞恥」は病気なのか?そして改善する術はあるのか?という部分に触れたいと思います

 

結論から言うと「病気ではなく自然な感情・反応」ということですので、もし「自分は何か心理的な病気なんじゃないだろうか」とお思いの方がいましたらご安心ください

 

というか、「共感性羞恥」なんて一見大層な症状名がついてしまうから「なんかの病なんじゃないか?」って感じてしまうだけであって、内容を突き詰めると「他人が恥ずかしい思いをしてるのを見て共感して自分も恥ずかしくなってしまう」ってだけなんですよね

むしろ自分が「共感性羞恥」だと感じている方々は「他人の気持ちを想像出来る」もしくは「他人が嫌な目にあっているのを見ていられない」という、優しい気持ちの持ち主なのではないかなと個人的には思います

なので、もしマイナスに考えている方がいらしたら、むしろプラスに捉えて「これからも他人の気持ちを想像出来る人でいよう」と前向きに考えれば良いかと思います

 

また、改善という部分に関して言うと、「共感性羞恥」によって日常生活に支障が出ることはほぼ皆無かと思いますので、基本的には改善の必要はないかと思います

ただ、どうしても改善したいとお思いの方がいたら、「ストーリータイプ」の共感性羞恥に関しては、少しばかりアドバイスができるかと思います

 

前述のように僕は「リアルタイプ」の共感性羞恥なので、現実に起こった他人の失敗や恥に共感してしまいます

しかし、「リアルタイプ」の人が共感しそうな「ドッキリ番組」に関しては割と楽しんで観れます

これは、ドッキリには台本があり「場する人が恥をかいたり失敗するのが分かっているけど、最終的にはネタバラシされてそれらが帳消しになることも分かっている」からではないかと考えています

また、こちらも前述しましたが、僕は物語の中で起こる「登場人物の失敗や恥」に関しては「あくまで登場人物が恥をかくだけであって現実には恥をかく人がいない」という認識ですので、共感はせずに楽しんで見ることができます

 

このことから言えるのは「ストーリータイプ」の方は物語を観る・読む際に「これは現実に起こったことではなく、現実に失敗したり恥をかいている人は居ない」ということを意識しながら読むことで、改善されるのではないでしょうか

 

実際に役立つかどうかは分かりませんが、原因を理解して意識しながら物語に接することで多少なりとも軽減できるかと思いますので、「ストーリータイプ」でお悩みの方は是非試してみてください

 

 

 

4.終わりに

というわけで今回は「共感性羞恥」について調べてみましたが、いかがでしたでしょうか

 

個人的に一番驚いたのは、やはり「共感性羞恥を経験したことがある人は約10%程度」ということでしょうか

本当、経験したことある人からすると「えっ10人に1人って嘘でしょ!?絶対もっと多いでしょ!?」って言いたくなるんですよ

逆に言えば多くの人が「他人が失敗したり恥をかくシーンを何とも思わず見れている」ということになりますので、これには少なからずショックを受けました

「そっか、僕が一人で恥ずかしがっていたシーンを他の九人はなんとも思わないか、もしくは笑いながら見れていたのか」ってな感じですね

 

ただ、上でも書きましたが「共感性羞恥」を感じるからといって、日常生活に支障はありませんし、少なくとも「他人が失敗したり恥をかいているシーンに共感出来る」ということは悪いことではないかと思いますので、これからも前向きに生きていきたいと思った次第でございます

 

それではまた

 

 

書いた人:スナフ

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